発達障害者 「もうひとつの学校」

発達障害の診断・治療

発達障害の診察の専門科

発達障害であるかどうかの判断はどうすべきでしょうか。発達障害の症状があるからといって必ずしも発達障害とはいえません。また、簡易のチェック診断を行うこともできますが、発達障害のどの種類に該当するかは、それぞれの症状が似ていることも多く、また併発している可能性もありますので、発達障害の専門医療機関の診断・治療を受けることがベストです。では、発達障害の診察は何科で受けられるのでしょうか。

「大人の発達障害」「子供の発達障害」がありますので、発達障害であるかどうかの受診の対象により、診断・治療に適した科も異なります。大人の場合には、「神経科」「精神科」「心療内科」が一般的です。子供の場合にも基本的には同じですが、「小児神経科」「児童精神科」など子供が対象という点で分けると良いです。発達障害の専門医は不足していると言われていますので、「神経科」「精神科」「心療内科」であるから必ず安心ということではありません。一人の医師を信頼することは決して悪いことではありませんが、発達障害の原因・治療・対応については、不明確である点が多く、複数の医療機関で診察を受けることが良い場合もあります。

発達障害の診察と治療をどう進めるべきか分からないときには、公共の施設である「発達障害支援センター」や「保健所」などで、発達障害の専門医療機関の紹介を受けることもできます。

発達障害の公的支援




inserted by FC2 system