発達障害者 「もうひとつの学校」

発達障害の診断・治療 発達障害の診断基準 「ICD‐10」

発達障害の診断・治療


発達障害の症状があるからといって必ずしも発達障害とはいえません。また、簡易のチェック診断を行うこともできますが、発達障害のどの種類に該当するかは、それぞれの症状が似ていることも多く、また併発している可能性もありますので、発達障害の専門医療機関の診断を受けることがベストです。発達障害の専門医のいる医療機関が最も良いですが、神経科や精神科などで発達障害の診断を受けることができます。

公共の施設である「発達障害支援センター」や「保健所」などで、発達障害の専門医療機関の紹介を受けることもできます。発達障害の診断内容については、統一はされていませんが、大きく3つの観点から実施することが一般的です。

発達障害の診断基準 「ICD‐10」

発達障害の診断基準「ICD‐10」とは、世界保健機関(WHO)によって疾病などの国際的な統計基準で発達障害の診断においても使用されています。1990年の第43回世界保健総会で採択され第10版になります。

発達障害の診断基準「ICD‐10」の基本分類表は、・・・第5章 精神及び行動の障害、第6章 神経系の疾患・・・、22の章からなります。 第5章 精神及び行動の障害の中には、「学習能力の特異的発達障害」「自閉症(発達障害)」「アスペルガー症候群(発達障害)」などの広汎性発達障害などが含まれています。

発達障害の公的支援




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