発達障害者 「もうひとつの学校」

発達障害の分類 高機能性自閉症

発達障害 高機能性自閉症

自閉症と高機能性自閉症はともに発達障害の分類のひとつです。疾患の名称がとてもよく似ています。異なる点は「高機能」です。

つまり自閉症(発達障害)と同様の症状である、例えば、友達と勉強や遊びの場面で周囲のみんなと同じ遊び方をすることが苦手であったり、輪の中に入ることが極端に苦手であったりします。

また、ひとつのことに極端に執着して、ラジオやテレビの放送コメントを膨大に覚えていたり(サヴァン症候群)、愛着とは少し異なる様子でひとつのおもちゃを常に抱え続け、片付けたり、取り上げたりすると、何としても取り返したいという行動があらわれるなどの症状があります。

自閉症(発達障害)と高機能性自閉症(発達障害)の違い

「自閉症(発達障害)」と「高機能性自閉症(発達障害)」は、文字の通り「高機能性」の点での違いということになります。

「高機能性自閉症(発達障害)は、「・・・である自閉症のうち、知的発達の遅れを伴わないものをいう。」とされています。

知的発達の遅れとは、IQ(知能指数)の数値が70より下回ることを目安にしています。

また、知的障害はIQ(知能指数)によって区分がされます。IQ(知能指数)が50〜75を軽度知的障害、 35〜49を中等度知的障害、20〜34を重度知的障害、19以下を最重度知的障害としています。

高機能性自閉症(発達障害)の「高機能」

高機能性自閉症(発達障害)を含め、発達障害の疾患の中で「高機能」という言葉がつけられることがありますが、「高機能」とは「知的発達の遅れを伴わないもの」という意味で使われます。

つまり、発達障害の「高機能」「知的発達の遅れ」とは、IQ(知能指数)の数値が70より下回ることを目安にしています。

発達障害の公的支援




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